Alexandrite Stage

アレキサンドライトステージ：演劇への情熱と創造性あふれるプロデュース集団

アレキサンドライトステージ（略称：アレステ）は、2017年12月に設立された演劇やイベントなどの企画・運営を行うプロデュース団体です。代表を務めるのは、俳優の野口大輔氏。同氏は、数々の舞台作品を世に送り出す中心人物として活躍しています。

アレステは、古典文学や名作映画を題材とした作品から、オリジナル脚本による舞台まで、幅広いジャンルの作品を手掛けています。例えば、F・スコット・フィッツジェラルドの小説『華麗なるギャツビー』、レジナルド・ローズの戯曲『十二人の怒れる男』、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『A Midsummer Night’s Dream』、そして内田康夫の小説『靖国への帰還』など、著名な作品を舞台化した実績があります。

これらのリメイク作品に加え、アレステはオリジナル作品にも積極的に挑戦しています。特に注目すべきは、『Three Kingdoms 2020』シリーズです。三国志の世界観をベースにしながらも、オリジナル要素を巧みに織り交ぜたこのシリーズは、野口氏自身の歴史への深い造詣を感じさせる出来栄えとなっています。三国志という壮大なテーマを、複数の作品に分割し、それぞれの国の視点や、赤壁の戦いといった重要な出来事を複数作品に渡って描く構成は、高い完成度と野心的な試みを感じさせます。

アレステの舞台作品の魅力は、そのクオリティの高さだけにとどまりません。劇場に足を踏み入れた瞬間から、観客が作品の世界観に没入できるよう、細部までこだわり抜かれた空間演出も大きな特徴です。シンプルながらも洗練された舞台美術、そして、五感を刺激する演出として、お香を焚くなど、工夫を凝らしたロビー作りは、観客の心を掴んで離しません。こうした演出は、単なる舞台鑑賞を超えた、総合的なエンターテイメント体験を提供するアレステの理念を象徴していると言えるでしょう。

これまでの公演実績

アレステは、これまでに数多くの公演を成功させてきました。2018年から2023年にかけては、『12人の怒れる男』を題材とした複数の作品や、『華麗なるギャツビー』を舞台化した『The Great Gatsby In Tokyo』、そしてオリジナル作品である『Three Kingdoms』シリーズや『CHICACO』、『25Magic』、『PRINCESS TOYOTOMI』などを上演。これら公演は、東京・神奈川・大阪など、各地の劇場で行われ、多くの観客を魅了しました。上演劇場も、Theater新宿スターフィールド、シアター風姿花伝、DDD AOYAMA CROSS THEATER、ラゾーナ川崎プラザソル、築地本願寺ブディストホール、シアターグリーン BIG TREE THEATER、新宿村LIVE、CBGKシブゲキ!!、シアター1010、六本木トリコロールシアター、三越劇場、一心寺シアター倶楽、近鉄アート館、SPACE14など多岐に渡ります。

また、アレステはキャスティング協力として、2016年から2017年にかけて複数の舞台作品にも携わっています。

キャスティング

アレステは、西岡德馬、和泉元彌、沢田亜矢子、赤井英和、池上季実子といったベテラン俳優から、前田耕陽（元・男闘呼組）、山口馬木也、津田英佑といった実力派俳優、そしてAKB48の武藤十夢、元モーニング娘。の小川麻琴、元AKB48の片山陽加、元SKE48の加藤智子、元宝塚歌劇団の彩凪翔、三ッ矢直生、愛花ちさき、藤岡沙也香といった多彩な俳優陣を起用しています。さらに、元劇団四季の金すんら、奈良坂潤紀、元dreamの長谷部優、元FLAMEの北村悠といった実力派俳優、山崎将平、小柳心、雷太、布川隼汰なども起用し、各公演に華を添えています。

アレキサンドライトステージは、今後も高い芸術性とエンターテイメント性を両立させた、魅力的な舞台作品を創造し続けることでしょう。

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